e-Taxで確定申告書を提出した人は1075万人 スマホ申告もさらに加速
2023/06/07
国税庁はこのほど、令和4年分の確定申告におけるe-Tax利用状況等を公表した。
それによると、国税庁HP『確定申告書等作成コーナー』や各種会計ソフトを利用して自宅からe-Taxで申告書を提出した人は令和3年分から152万8千人(前年比16.6%増)増加の1075万7千人となった。
このうち、納税者本人による送信は、令和3年分から149万5千人(同33.8%増)増加の591万9千人。前年度からの伸び率を見ても、自宅からのe-Taxがスタンダードになってきたことがうかがえる。
自宅からスマホを使ってe-Taxで申告した人は249万人で、令和3年分から約 1.6倍増加したe-Taxで申告した納税者本人のうち約4割がスマホを使って申告しており、スマホ申告の利用が加速していることが分かる。
納税者本人によりe-Taxで申告書を提出した人のうち、マイナンバーカード方式を利用した人は387万人(約7割)で、令和3年分の約 1.6 倍、平成30 年分の約8倍まで増加した。特に、マイナンバーカードを利用してスマホから申告した人は179万人で、令和3年分の約2倍、令和元年分からは約30倍に増加している。